病院によってはたらい回しにされるリスクもある
医療現場には様々な課題がありますが、その中でも我々の生活を脅かすようなものがあります。
まず世の中には多くの病院がありますが、大きな総合病院であれば問題ありませんが、小さな病院は全てを診察できる訳ではありません。
つまり、この病院ではよく分からないので他の病院に移されるなど、たらい回しにされる可能性があります。
例えば、一口に頭痛があると言っても、それは脳本体の問題なのか?精神的なストレスの問題なのか?患者本人が判断できる訳ではないのでとりあえず病院へ向かうしかありません。
そんな状態にも関わらず、曖昧な診察をされると何を信じて良いか分からなくなり不安になります。
重病でなければ不幸中の幸いですが、もし進行の早い病であれば適切な診断と治療が行われなかったが為に手遅れになってしまう可能性もあります。
小さな病院では診察できる部分が限られるのは仕方が無いことですが、手に負えない患者を他の大きな病院にスムーズに紹介して確実に問題を解決できるような仕組みが必要です。
紹介された先でたらい回しにされるというようなことは、あってはならないのです。
また、医師の数が不足しているのも悲しい現状であり一つの課題です。
しかし簡単に免許を取得できるように敷居を低くするのは問題がありますし、ハローワークなどで気軽に募集できるような職業でもありません。
多くの人に医師を目指してもらう必要がありますが、職業選択は自由なので一筋縄ではいかないのが現状です。