医療の現状と取り組むべき課題とは

人の生命を預かる場所である医療現場の現状とは、いったいどのような状態になっているのでしょうか。
まずは、高齢化社会が進んでいることで、医師や看護師などの人手が足りないことが挙げられます。
また、入院に対する国からの補助が減額されていますので、まだ治りきっていないような患者であっても、早期退院をして貰うほかないといった状態に陥ってしまうこともあります。
これらは国や病院側にとっての、大きな課題だと言えるでしょう。
また、患者側にも課題を投げかけなければいけないことも多々あります。
医療費が安いからと言って、具合も悪くないのに病院に入り浸ってしまう高齢者が増加しています。
本当に具合が悪くてすぐにでも治療をして欲しい人や、仕事の合間に病院に来て素早く帰りたい人などが後回しになっているという現状があります。
待合室の状況を確認して、早期治療が必要な患者から診察室に入れていくという臨機応変な動きが病院側にも求められます。
そして必要もないのに薬を貰っては捨てるといった行為も見逃せません。
これらは全て税金でカバーされているため、そういった無駄な行為ができるのでしょう。
最後に、都市部にばかり医師や看護師や病院が集まってしまい、地方にはきちんとした医療行為が行き届いていないという現状もあります。
地方に住んでいる者にとっては非常につらい状況だと言えるでしょう。
技量によって医師を選ぶということも出来ませんので、おかしいと思ってもセカンドオピニオン制度を使うことすらままならないのです。
日本は他の国と比べて医療技術が優れていると言いますが、その裏で医療における問題点や課題が山積みになっていることも忘れてはいけません。

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